2025/07/09 18:09 開始
それは7月4日の朝のこと
起床時はいつもと変わらず、顔を洗って歯を磨いて、自分の部屋の机で会社のPCの電源つけた。
10分から15分くらいだろうか、メールやらチャットやらを確認してイスから立ち上がったときに、ドンッという音が下から聞こえた。それは違和感でしかなかった。
と同時に、立ち上がったはずの自分は右足で自分を支えることができていなかったのだ。
真っ先によぎったのは・・脳卒中
マズイと直感で思った。駆け足で色んなことが頭を横切ってくる。
痺れているか、大丈夫だ。
感覚はあるか、感覚もある。
足以外はどうだ、問題なさそう。
呂律は廻るか、独り言だが喋れている。
ここまで確認し、意識もちゃんとあるから大丈夫だ、と少しだけ平常心を取り戻した。
物に掴まりながらソファまで移動して再度触診する。確かに違和感なのだが、足も足首も思い通りに動くし、触った感覚もいつも通り。ソファで足伸ばして座ってる分にはいつもと何ら変わりはなかった。
今まで感じたことのない違和感
だが立ってみるとやはり違った。膝から下が棒になった感じで思うように身体を支えられない。
毎日行っているストレッチを試しにやってみることにした。
慎重に動かしてみるといろいろとわかってきた。
屈伸のように膝を曲げると、右足だけ後ろから膝カックンされたみたいにストップがかからない。膝を胸につけるように上に上げると、異様に軽い。
まるで膝から下が木の枝みたいに軽くなった感じだった。
次に取るべき行動は・・・
30分から1時間くらいだろうか、引きずる感じにはなるが歩けるようにまで回復してきた。
これからどうするか、救急車はとりあえず呼ばなくて大丈夫だろう。
家族に連絡をしたほうが良いだろうか、でも自分よりも状況をわかっていないのだから言えることは救急車か病院へ行ってくらいしかないし、特に母親に連絡したなら目一杯心配をかけるだけだ。
悩んだ末、妻にだけLINEで伝えた。
「病院へ行って」と返信が返ってきた。
18:48 今日はここまで